前原誠司外相は今日の講演で、
農林水産業関係者が反対している環太平洋連携協定(TPP)への参加について
「わたしは入るべきだと思っている」と強調した上で、
「日本の国内総生産(GDP)における第1次産業の割合は1.5%だ。
1.5%を守るために
98.5%のかなりの部分が犠牲になっているのではないか」と発言されたそうですね。
このTPPですが
参加すれば輸出促進でGDPが2兆~3兆円程度増えるとし、
輸出が8兆円、生産が20兆円余り減少するとの試算もでてます。
経済にとってはいいかもしれんけど
浅慮の私が考えるのは、
あくまで私見ですが
日本は食に関して6割を輸入に頼っている現状を憂慮します。
TPPに加入すれば農家への影響は
計り知れないでしょう。ともすれば日本の農業の壊滅?!
ってのは大げさですが
尖閣列島問題に限らず日本や隣国が有事の際
シーレーンが確保できなければすぐに食料不足となります。
またレアアースではないですが
食料をたてに脅される可能性もあります。
そういうこともちゃんと考えているんでしょうが・・・いらん事かも知れませんが心配です。
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