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武雄市議会議員( 前議長) 牟田勝浩のつれづれなるままに・被災された方に心よりお見舞い申し上げます

ふるさと納税について・・個人的意見

生まれ育った故郷に恩返ししたい。

年老いた親が暮らしている古里の行政サービス向上に少しでも役立ちたい。

そうした思いを税金として出身地に納めてもらう

「ふるさと納税」

政府・与党内で浮上してきた。参院選を前に、自治体も加わって具体化の

論議が熱を帯びていますね~。

これまで地方はひたすら人材を育成し、

都市部に送り出して発展を支える役割を担い続けてきとったとです。

高校卒業までに必要な福祉や教育で自治体は

住民1人当たり2000万円前後の

経費を負担しているとの試算もあるとです。

都市部の豊かな税収の一部を地方に還元する仕組み(住民税の10パーセント)

を考えることは、決してナンセンスではないでしょう。

でも個人的意見で言えば

です。

理由

居住する場所での住民サービスは住民税で支払らわられるという

大原則がこわれます。

また地方税収は都道府県4.9兆円。市町村7.4兆円。合計12.3兆円です。

この10%だとすれば

約1.2兆円がふるさと納税に振り分けられます。(結構あるとね!)

ちょびっと考えただけでも、ふるさとへ納税するというがその

事務処理はかなり煩雑になーとは目に見えとーです。

また今家族の中でもそれぞれ仕事を持ち収入があると思うけど

父方・母方でも出身地が異なる場合が多いので

全国的な納税システムを構築すると

数千億円くらいかかるといいます。(こんくらいですむぎよかけど・・・)

これを市町村レベルでシステム作りをやれば

総務省や財務省ではやらないと思う

そこに、多大な新たな支出と人員確保が必要となってくるとじゃなかろうか?

それに伴って現行の法制では

収入が増えた分、

交付税が削減される

恐れがあります。たぶん・・・・

また本当に地方出身者で都会に住んでいる方が、

多く出身地に納税するのかと言う調査でも、結果はよろしくないです↓

http://polls.dailynews.yahoo.co.jp/quiz/quizresults.php?poll_id=684&wv=1&typeFlag=1
つまり地方は思ったほど収入が上がらない

そいに自分の故郷も可愛かかもしれんが

自分の子供はもっと可愛かろーけんが

子供のお世話になっている所って考えんさーかもしれん?


また戦後の急成長を受け、都会の地方出身者でも2代目か

その子供くらいかもしれないが

3代目4代目はそこが故郷と考える可能性があるから

数十年後にはそれが逆転しているかも?

まだまだ色々な疑問点が多く出てくる・・・

なんか「地域振興券」思い出します・・・覚えとんさーでしょうか?

「ふるさと」と言う耳触りの良い名前がつく納税案ですが

よ~~く考えよう~~!

さらに個人的意見では

地方が厳しくなったのは交付税の減少が主な原因ですので

地方格差を出来るだけなくすという趣旨の

適切な交付税の財源確保の為

消費税のアップしかないと思います。(色々意見はあると思いますが)

ここで言う消費税のアップとは

一定の収入が多い自治体はは9パーセントですよ

あなたの所は7パーセントですよ

おたくは現行の5パーセントで良いですよ

と言う線引きをするという事です

現実に固定資産税なんて

自治体で違いますし!

国税の消費税も地区地区でえられないのだろうか?

(思いつき意見ですので、反論なしね!)


そのアップ分を地方の格差是正に回す。

それと財源付き権限委譲ですね。

まあ今日はこんくらいで勘弁してやろう!
by maikokoti | 2007-05-29 23:00 | 議会 政治関係
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武雄市議会前議長 現在IT推進特別委員会委員長

by maikokoti
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